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ペオエクベリ(環境コンサルタント)の講演会
先日、知り合いから紹介され九州大学の学祭であったペオエクベリさんの講演会に行ってきました☆
内容は勿論エコ♪♪♪
本当に勉強になりました!
しかもわかりやすい!!
さらには話もうまいので楽しい(笑)
スウェーデン人でしたが日本語がめっちゃ上手^^☆
その中でたくさんのことを学び、初めて知ることも多く、かなりメモしました___φ( ̄し ̄ )メモメモ
私のページでもたくさんのシェアしたいこと・公開したいことがありました。
その一部を、さらにわかりやすく紹介すると・・・
(講演内容の他にも、僕の勝手な感想が入っています。汗)
――――――――――――
・こんなに環境問題が騒がれているのに、実は日本には国としての環境マニフェスト(方針)がない
(2020年までに●●を達成する、などの方針)
他の国はもうずいぶん前から導入しているというのに‥‥
・スウェーデンでは、首都の真ん中の川で泳げる
日本は自然に行くのに、お金を出して行ってる(これっておかしいんじゃ?)
・地球には、3000万種類の生物がいるが「ゴミを捨て、環境を破壊してるのは、1種・人間だけ」
・世界には2つのゴミがある
「目に見えるゴミ」と「目に見えないゴミ」
「目に見えるゴミ」を燃やせばなくなると勘違いしてる人が多いが、実際は「目に見えないゴミ」になっているだけ。
・目に見えないゴミ(=化学物質)は8万種あるといわれている。
普通に売られてるジーパンにさえ、100~5000種の化学物質が入っている。
⇒最近では、リーバイスやパタゴニアで化学物質が入っていない「オーガニックジーンズ」などが売られている!
・「70kgの紙=1本の木」を消費した計算になる
・環境にうに優しい、っていうのは間違い!
⇒「環境に正しい」が本当の意味。
・・・etc
――――――――――――
他にもたくさんのことを学びました。
その中でも私が一番心に残ったことを紹介しようと思います。
真実はとても地味ですが、とても深いです。
あまり面白くないかもですが、お許しくださいね(^^!
――――――――――――
まず、私が以前から考えていたエコの本質は
「地球のサイクルの中で、いかに人間が生きるか」
というものでした。
「●●をリサイクルしてるからエコ」
っていうのは「人間が勝手に作ったリサイクル」という仕組みなだけだから、それが本当にエコなのかはわからない。
そのリサイクルが地球のサイクルと比べて始めてエコかわかる。
という風に考えてたんですね(なんだか文字にすると難しいですが)
ただ、その考えには僕自身まだまだ色んな疑問もあって、間違ってはいないものの、わからないこともたくさんありました。
例えば
「石油を使うのはなんでダメなのか?」
近い将来、石油がなくなるからダメなのか?
石油を「使うペース」と「作られるペース」が合わないからダメなのか?
石油を燃やすのがダメなのか?
、、、何がダメなのか?
結局、ダメなのはわかってるけど「本質的に何でダメなのか?」
というのがわからなかった。
しかし、今回のペオエクベリさん講演会でハッキリわかりました。
それは
「地球のサイクルは、地上と地下で大きく分かれる」
ということです。
地球では、長い歴史の中で、すべてがサイクルで回っていました。
例えば「木」
木は葉が落ちて、それを微生物たちが分解して、土になって、それが栄養になって木が育ち、また葉がなって・・・
というサイクル。
そこに、葉を食べる動物がいたり、その動物を食べる肉食動物がいたり・・・
なサイクルがあるわけです。
そして、これはすべて「地上のサイクル」
昔はこのサイクルの中で人間も暮らしていました。
ですが、このサイクルが成り立っていた地上に
「石油」という「地下の物」が持ってこられたわけです。
無理やり人間の力で。
長い年月の中、地上になかった「石油」というのを使うと、それを分解したりするサイクルが地上にはないんですね。
だから、地上のサイクルが成り立たなくなって、たくさんの問題が起こった。
、、、というわけです。
・・・ん~説明がヘタ(^^;?
わかりにくいですかね??
「地上」と「地下」でサイクルが違う、というのが地球の本質だったんですね。
ちなみに石油は100万年かけて作られてるらしい。
だけど石油で作っている「電気」「燃料」「プラスチック」は何年使う?
あなたが持ってるプラスチックのペンなんて使っても2~3年じゃないですか?
ペンが人間の決めた「お金」というルールでは100円とかで売ってるけど、本当の価値って、もっともっと高いものなんじゃないでしょうか?
ペオさんが言ってたんですが、基本的に
「地上の物はサイクルできる」
んだそうです。
だからペンも地上のものでできた「バイオなんたら~」とかっていう素材をこれから使っていけばOK。
※「バイオ」って名前がつく素材は、基本は地上の物だけらしい
そう考えると、最近話題の「バイオ燃料」も見方が変わってきませんか?
バイオ燃料を作ることで、農作物なんかが値上げしてるけど、地上のサイクルでやるのが正しいなら、
「値上げされてもそれが本当の価値なのかもしれない」
と思えたりしてきました。
大きなルールは
● 地上のサイクル
● 地上に地価の物を出さない
の2つでしょうね。
追伸。
この話は、真実ではありますが、今の社会から言えば叶えるのは難しい理想です。
だって、今ネットでこれを公開しようとしているのも電気(=石油)を使ってるわけですもんね(汗)
ですが、この真実を知ることがまず最初の第一歩だと感じています。
ありがとうペオさん!!!
めちゃめちゃ勉強になりました(^^)
感謝します☆
話はまとまりませんが「地上のサイクル」というのが僕の心に響きました。
これは本質・真実だと思います。
そして、すっかり私はペオさんのファンになってしまいましたとさ☆^^
あなたの参考になれば嬉しいです(^^)
Posted by エコわらしべ長者 : | Comments (0) | Trackbacks (0) | エコわらしべ長者への旅 TOP
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