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8人の起業家Project―アフリカ支援は甘くない



ランキング、エコわらしべ長者は今どのへん?答えは・・・


昨日の日記「BS世界のドキュメンタリー」
の続きです↓


まず出てきたプロジェクトは以下の通り。



☆夜中は真っ暗になる健康センター(出産など行う)に電気を引く

☆小学校から往復2時間かけて水を汲みにいってたのを、でっかい貯水タンクを購入&設置

☆ジャガイモ農家の収益を上げるため貯蔵庫を手と土で作り、需要が高まった時に市場に売りに行くというプロジェクト

☆ゲストハウスを作り、子供たちに英語を教えたり、観光&体験ツアーのプロジェクト

☆村の女性が民族工芸品のカゴを作って、商売にしようというプロジェクト

☆通常分娩できない妊婦(生死が関わる)などが使う救急車を買い替える


さーあ一個ずつ行ってみよう( ̄∧ ̄)”


話は滞在中の3週間でプロジェクトを完成させる~ってこと。

そして、プロジェクトが終わって3ヶ月後、再び村を訪れどうなっているかを検証していく・・・



☆夜中は真っ暗になる健康センター(出産など行う)に電気を引く

→とりあえず電気はつくようになったけど、失敗。
3ヶ月後に来ると電気は完全ストップしてた。

これは過去にもNGOがやってみたけど、電気代を払うはずの当局(日本でいう村役場?)が払わない。
しかも払うと約束したのに払わない。
理由はお金がないから(たぶんマジでない。汗)

イギリスから来た起業家は、まさか当局の人間が約束したのに払わないとは思ってなかった感じ。


○俺的まとめ

・制度の問題はどうしようもないことが多いから、制度以外の部分で答えを出していく必要がある。制度を変えるには時間もかかるし、どうなるか予想がつかない部分が大きい

・自分の国の基準で考えるのではなく、郷に入っては郷に従えを「人の意識レベルで行う」ことの大切さ。
郷に入っては人を知れ。



☆小学校から往復2時間かけて水を汲みにいってたのを、でっかい貯水タンクを購入&設置

→失敗。
というか起業家のうちの1人だけが「やる!」と言ってきかなくて、他の人のことを無視して決行。
が、彼は孤立し、しかもプロジェクトが完成する前に勝手に帰国。
残ったメンバーが嫌々で完成させはしたものの、3か月後ではそのシーンすらなく。
たぶん俺の予想では、あれは大切に使われないなーという感じ。
そして、あの彼はイギリスでかなり批判されてそう( ̄Д ̄;;


○勝手なまとめ

・1人だけの想いでもいい。
でもやるなら最後まで絶対やらなくちゃいけないと思った。
そして、水を一番使う小学校の子どもたちもプロジェクトの一緒にできる部分を巻き込んでやらなくちゃなーと。

・いらないプライドは捨てよう俺。がんばれ俺。負けてもいいさ俺。



☆ジャガイモ農家の収益を上げるため貯蔵庫を手と土で作り、需要が高まった時に市場に売りに行くというプロジェクト

・かーーーなりモメたけど、成功。
レンガ作りの貯蔵庫を作りたい村人、10年で壊れてもいいから、また村人が作りなおせるような貯蔵庫を作りたい起業家。
マジもめたけど、最後は数十人態勢で貯蔵庫完成。

その後、車で3時間の町で「はじめての営業」
相手は野菜の買付業者(超慣れてる)
マジで足元見られるけど、起業家のサポート・アドバイスもあり、希望額で契約成立!

3ヶ月後「もしかして貯蔵庫じゃなくて、ひとが住んでたらどうしよう・・・」って本気で心配する起業家(笑)
でも無事ジャガイモ育てて、安定した収入を得られそうな感じ。


○まとめ

・今まで会った「じゃがいも作り」という仕組み。
その仕組みに「需要と供給のバランスで、次期をずらして販売する」というシンプルな仕組みのこのプロジェクト。

・必要なのは「貯蔵庫」だけ。
それはお金じゃなく、村人を動かすことで完成させた。
でも実は一番大切なのは「村人のやる気」
これが時間と対話で何より苦労してできたからこそ、このプロジェクトはうまくいったに違いない。

・そして業者との「交渉力」がないと、これは結局ダメになる話だったので、これこそNGO職員にはできない起業家ならではの仕事だったはず!



☆ゲストハウスを作り、子供たちに英語を教えたり、観光&体験ツアーのプロジェクト

→それが意外にうまくいきそう!

というのも、起業家の中に「旅行業」「IT広告」のプロがいて、その二人がイギリスに帰ってからも、自分の仕事を生かしてPRしていた。
このプロがいなかったらできなかったはず。
が、結果として日給200円とかの村に、観光ビジネスを取り入れ、放送段階で50人が訪れ、100万以上のお金が村に入って、一番の収入?

ただし、これは村人が行ってるのではなく、イギリス人が頑張って集客やらをしてるので、村おこしなのかは微妙。
こういったことを専門にしてる旅行会社はきっとあると思うんだけど、そういったところとタイアップして、やったほうがスムーズだなーと。
でもそんな会社は村にはゲストハウス作らないだろうけど。。


○まとめ

・これが続けば素晴らしいけど、無理がある気がする。
でも最近おれなんか否定的な発言多いから、反省。
どうやったらもっとうまくいくか考えてみたら・・・さらにウガンダの付加価値を付けて、観光の対象の国とすればいいのかなー
でも観光の国にしたいのかなー?
そのへんのバランスが大切ですよね。

・これで得られたお金をどう使うかが大切で。
・他の村ではできそうにないモデル
・別に豪華なゲストハウスを作らないでもできるモデルを作ればいんじゃね?「田舎に泊まろうウガンダ版」でも俺はいいけどなーとおもったり



☆村の女性が民族工芸品のカゴを作って、商売にしようというプロジェクト

→うまくいくと俺は思ったものの・・・失敗!
試作品を持って町へ行き、交渉すると・・・まさかの大量発注!
日給200円のおばちゃんたちが、たった1回の交渉で5万?くらいの受注を受け、みんなダンス♪

うわーこれきたー!と思ってると3ヶ月後。
あの受注のカゴがまだできてない('〇';)
カゴを売れば儲かるのはわかってるけど、日々の生活の中でカゴを作る時間はもともとない。
川へ水くみ、ご飯を作って、畑耕して、子供の面倒見て・・・
そんな日々の中でカゴは作れなかった。
売れる商品を作る技術と材料はあるのに、作る時間と”必要性”がまだ本気でわかってないみたい。


○まとめ

・おばちゃんたちの意識が変わればうまくいく話。ただ、プロジェクトの中でおばちゃんたちの苦労が足りなかった。
・もっと苦労して作ったカゴと仕組みだったら、もっと違う結果になったと思う
・商品を作るだけではなく、作る人の生活スタイルから見ていく必要性がある
・「これやればこうなるやん!」という当たり前の発想がない。というか「当たり前」と思ったらいけない。当たり前が落とし穴だなー
・実際にそれをする人の生活を見よ



☆通常分娩できない妊婦(生死が関わる)などが使う救急車を買い替える

→失敗。
3ヶ月後来てみると、古い車を新しくするために注文したのに、届いたのはまた古い車・・・
騙されてる。
起業家がっくり。


○まとめ

・どんな国にもお金の欲望にまみれた人はいる
・でもきっとしっかり伝えて、しっかりやればなんとかなる問題が多いはず
・問題は「村人が自主的にやるかどうか」
・この失敗は、たぶん起業家がほぼ主体でやったから
・あくまで主役はそこに住む人、というのを忘れずに



○大まとめ


「村人が本気になることで、村は変わる。

ここを変えたい!って思ったら

変えるべき 表面は仕組み・本質は人の意識」



あーーなんか昨日見た直後は、もっといい感じにまとめられそうな
頭のイメージだったのに
なんか今書いてたら普通のことばっかりだー


もっといい気づきがいっぱいあったような気がしたが・・・
それとも1日たったらこれが当たり前になったのか?
気づきの消費期限は1日??



( ̄ヘ ̄;)ウーン



↓↓↓結論↓↓↓


「思い立ったが吉日」


 


なんかダラダラした文章になっちゃいましてすいません!


ここまで読んだあなた・・・ありがとう(・∀・)



エコわらしべ長者ブログは【 引越 】しました!!
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